「今日の放課後、提案があるからまた教室で待っててくれる?」 朝、陸にそう言われた。 その時の陸の顔が明るかったから、私はかなり期待をしていたんだ。 なんだろ?提案って。 気になるなぁ……。 私は期待に胸をふくらませながら教室に向かった。 ガラッ 「陸?」 「遅いっ」 教室の中には教卓に腰を下ろした陸がいた。 「ごめん、ごめん。…で」 本題にはいる。 「なーに?提案って。」 そう訊くと陸はニカッと笑って、 ポケットからなにか取り出した。 「あ…それって……」