『ィィから最後のページの写真見てョ！かっこよすぎてヤバイョ！』

『わかったわかった見るカラ。』
美瑠花ゎ 最後のページをめくった。

その 写真にゎ 校庭の桜の木の周りで
男子とはしゃいでいる セナが居た。
くすぐったそうに笑うセナの笑顔ゎ
周りの ミンナを笑顔にしてくれる。

『…すごくキレイ…セナ…。』
美瑠花ゎ 思わず声を発していた。

よく見ると 周りの男子ゎ
知らない人ばかり。セナの去年の
クラスメートだ。 きっと。

『エナ、このセナ君の隣りにいる先輩知り合いなの。』
『そーなんだァ。中学の先輩とか？』
『そ。中学のトキの元カレ。』
『へぇー。さわやかそうで男前ぢゃん。』

エナゎ 小悪魔的ないたずらっぽい
顔をして 言った。

『エナ、元カレにセナ君がどーして留年したか聞いてみるつもりなの。』

…は？そんなコトしたら
あの セナだったら 絶対キレる。

美瑠花ゎ セナがキレるところを
想像した。

自由主義者の セナが
自分の知らないところで
自分のコトを 探られたら………

絶対に 絶対に ヤバイ！