どきんっ.

何だか、胸がドキドキする。

流星の顔が見られない。
うまく言葉が出てこない。
出てきたのは、

「もし、生きることが辛くなったら?」

こんなこと聞くつもりなかったのに。
超、ネガティブ思考じゃん。私が男だったら引く…

「俺に会うために生きろ」

まただ。心臓の音がうるさい。


「……超、俺様。」

「うるせーっ。」

流星は、未来に向かう勇気をくれたんだ。