「んー…。いつの間に寝てたんだろう」 学校に行かなくては。 最近見るんだ。 あの日の夢。 流星に出会った時の夢。 あれから、4年。この春私は高校2年生になる。 結局、あの日以来彼には会うことはなかった。 彼は私に生きる勇気をくれた。 それに―… 『俺のためにとっとけ』 『俺に会うために生きろ』 気付けば、胸がドキドキするの。 今思えば、あれが初恋だったのかもしれない。 たとえ、彼がホストでも。