貧乏姫と金持ち王子





「どうして……」


「だって雪、携帯持ってなかったし……。昨日みたいなことがあったら困るだろ?それに……俺……雪と離れてる時も繋がっていたいから……。これで終わりにしたくないから……」


「えっ……」



悠翔さんの突然の告白。


私は目を見開いて、悠翔さんの顔を見る。


そんなこと言われたら……。


私……本当に勘違いしちゃうよ……。