貧乏姫と金持ち王子



「俺からのプレゼント渡すね」



悠翔さんからのプレゼントって何だろう…。



「はい」



えっ…。


私は悠翔さんの顔を見た。


ニッコリ笑ってる悠翔さん。


悠翔さんの手から渡されたのは、薄いピンク色の小さな封筒。



「開けてみて?」



私は小さく頷き、封筒を開けた。


中には小さな紙が入ってる。
それを出して、ふたつ折りになってる紙を開いた。



『寝室へ行って、ベッドの下を見てね』



と、書かれていた。


意味わかんないよ~。


とりあえず紙に書かれてる通りに寝室へと行った。