貧乏姫と金持ち王子



「似合う?」


「うん」


「これも雪の手作り?」


「うん」


「上手だね。明日から巻いて行こ」



悠翔さんが私の頭を優しく撫でてくれた。


マフラーも喜んでもらえて良かった。


安堵して私は悠翔さんを見てニッコリ笑った。