貧乏姫と金持ち王子


箱を開けると、ガチャピンとムックのマグカップが並んで入ってるのが見えた。



「可愛い。ありがとう」



悠翔さんがニッコリ笑うと、私の頭を優しく撫でてくれた。



「気に入った?」


「もちろん!」


「良かった~。会社と家とで使ってね」


「うん」



喜んでもらえて良かった。


あと誕生日プレゼントも渡さなきゃ。