帰ってケーキを食べながら、
プレゼント交換しようってことになって、
先にイルミネーションを見に行くことになった。


悠翔さんの車は小さな田舎町を走ってる。
街灯だけが光る道。


ホントにこんなとこにイルミネーションがあるの?



「もうすぐ着くよ」



悠翔さんがチラッと見ながら言った。


"○○町ふれあいセンター"


そう書かれた看板が見えた。


そして…。


幻想的な光を放つイルミネーションが目に飛び込んでくる。


いろんな色に輝くイルミネーション。



「きれー…」



思わず言葉に出して言ってしまった。