貧乏姫と金持ち王子



「…んっ」



体に重みを感じる。


目を開けると、悠翔さんの顔が見えた。


向かい合わせの格好になって、私の体を抱きしめてる悠翔さん。



「起こしちゃった?」


「お仕事は?」


「もう終わったよ」


「お疲れ様」



私がそう言うと、悠翔さんが突然キスしてきた。