私、今、悠翔さんとお風呂に入ってます。


結局、無理矢理(?)一緒に入れられちゃったよ。



「ゆ~き?こっちおいでよ」



浴槽の隅っこで膝を抱えて入ってる私を見て、悠翔さんが言った。


悠翔さんは堂々と入ってるし。


何で堂々と入れるの?
恥ずかしくないの?



「恥ずかしいからヤダ」



私がそう言うと、悠翔さんの手が伸びてきた。



「キャッ!」



悠翔さんの前に座って、後ろから抱きしめられる格好になった。



「ヤダ!離して?」


「イヤだ」



悠翔さんの腕に力が入る。


暴れる私を悠翔さんがギュッと抱きしめて、ホッペに軽くキスをした。