悠翔さんのアパートに着いてから、
お互い部屋着に着替えて、ソファーに座ってテレビを見る。



「何か飲む？」


「うん」



悠翔さんがキッチンに行く。



「オレンジとグレープフルーツとカフェオレにお茶どれがいい？」


「グレープフルーツ」



私がそう言うと、悠翔さんがグレープフルーツジュースを出してくれた。



「はい」



グラスに入ったグレープフルーツジュースをテーブルに置いた。



「ありがとう」



私はニッコリ微笑むと、グレープフルーツジュースを一口飲んだ。