貧乏姫と金持ち王子


どこかへ行ってしまった悠翔さん。


私…放置プレイ状態じゃん。


悠翔さん…どこ行ったんだろ…。
早く帰って来ないかなぁ…。



「雪!」



私の背後で悠翔さんの声がした。


と、同時に私の目の前にはガチャピンのぬいぐるみ。
さっき取ってもらったのと違うバージョン。



「遅くなったけど、雪に誕生日プレゼント」



悠翔さんの言葉に目頭が熱くなる。


私の誕生日の時には、まだ知り合ってなかったのに…。


なのに誕生日プレゼントをくれるなんて…。
悠翔さんってどこまで優しいの?