貧乏姫と金持ち王子





「……んっ…」



いつの間にか寝てた私。


トイレに行きたくなっちゃった。


今、何時だろ…。


枕元に置いてある携帯を取って開く。



「2時かぁ…」



ベッドには私ひとり。


悠翔さんの姿はない。


私は、ベッドから出て寝室を出た。


リビングの明かりがついてる。


悠翔さん、まだ起きてんのかな?


私はリビングのドアを開けた。