「ここが悠翔さんのおうち?」 私は、悠翔さんを見上げて言った。 「うん。1階の1番奥の部屋が俺んち」 悠翔さんが照れ臭そうに笑う。 な~んだ。 普通のアパートで良かったぁ。 超高級マンションとか豪邸の一軒家だったらどうしようかと思ったよ。 「ビックリした?」 「ううん」 私は笑顔でそう言った。