いつも笑わせてくれる貴族



「お前貞子に呪われてんちゃうかー」

「呪われてませんよー」

「でもさっきからそこ女の人立ってるやん…」

「彼女です」

「怖いわ!!」


バシッ!

ツッコミがはいる。

全然ダメや。
こんなネタつまらん。



「ゆかり笑えやー」

横でうるさいな恵美は。


お前はこんなつまんないネタに笑いすぎやねん。

お前だけやで。
ゲラゲラ笑っとんのは。


「おもろいなぁ」


おもろないわ。






それからあっという間に2時間。








したら、あの恵美が好きなピン芸人の奴が出てきた。



「どーもー。瀧でーす」

瀧……。

むっちゃ瀧口に似とるやんけ!!


「実はさー………」




そう喋り出した瀧という芸人。




恵美は窒息しそうな程笑っとる。



私も笑顔ができんのに、なんだか笑いたかった。


かなりこいつ面白いわ。





顔は笑ってへんけど。



恵美は腹を抑えて、涙も出てる。



なかなかやん、こいつ。