いつも笑わせてくれる貴族






「あんたもう10時やない!!どこ行ってたんや!!」

カンカンに怒ってるオカン。



「お前の夕飯なんてないよ!」




私は無視して、スタスタ歩く。



「聞いてんの!?」




オカンは私の髪の毛をわしずかむ。



「……聞いとるわ…」


無力で弱々しい声で答える。

もう疲れてんねんこっちは。



そしたらオカンは私を押し飛ばす。



私は部屋まで走った。