いつも笑わせてくれる貴族




入ってきたのは笹倉さんやった。



「じゃあ笹倉さんはなんで?」



「ん?んー。ゆかりちゃん大学来てないから心配してここ来た」


笹倉さんはいつもそんな変な事を言う。



わざわざ、来なくてもええのに…。



「何があったかは、知らんけど……………………大学来てほしいなぁ」


またまた。
そんな事言わなくても…。




「ねぇゆかりちゃん」


「…はい?」


「起き上がって」

私は素直に起き上がった。

目腫れてるなんて忘れてた。


笹倉さんは私が起き上がると、手を頬に添えた。

「…え?」

最初は意味分からんかった。


髪の毛も触ってくる。

意外とテクニシャン?



ほんで少し瞼を触れたら、笹倉さんは両手を私の頬に添えた。



「…え?え?何……っ」