いつも笑わせてくれる貴族



「ゆかりちゃん、おはよ」

結菜ちゃんが急に挨拶してきた。

「…………あぁ、おはよ」


私は返事をした。
なんやろ結菜ちゃん。
最近話掛けてくるし。

怪しいわぁ。


「あっ、大谷」


後ろから瀧口の声。

~~っ、なんやねんっ。


「…………やっぱなんでもない」



なんや今日皆おかしいわ!

田村も最近うっさくない。


どうしちゃったんやろ……。



「ねぇ瀧口」


「え?」


「見てこの顔!」

私は笑った。

瀧口の反応はどうかな?
きっと驚くはずや。


「大谷って歯綺麗だな!」



「………………」

そっちの方向行くんかい。



「口ばっか見んな」

私は前を向いた。
なんや、もっと驚く思てたのに。

やっと笑えた事に驚く事ないんかい!
普通は驚くやろ!!