いつも笑わせてくれる貴族




大学についた。

いつものように皆いた。



やっぱり恵美は来てなかった。




「あ……、大谷、おはよう……」

瀧口がいきなり話掛けてきた。



なんや、らしくないわ。


「………な?」


「………ん?」


私は瀧口の掛けてるメガネを取ろうとした。


でも瀧口背高くて無理やった。


「浪花チビ」

私の頭に手をポンと置く。


「お前やって浪花やろ」


「そうやったな」

瀧口はメガネを外した。


こないだ見た瀧や………。


「これでいつもの俺でしょ?」

標準語に戻った。
瀧見ていつもの瀧口……?


「………お前意外と童顔やんな」


「………は?」


私は席に座った。


「瀧口、そんな男っぽいのじゃダメや。せっかくサラサラの黒髪に潤った唇と白い肌の構造なんやから、もうちっと可愛くせえや」


「うっさいなぁ」

瀧口はメガネを掛けた。