「あの人芸人さんやん…。………人気やから……今度東京に上京しちゃうんやない?」
オトンの言葉に少しぞっとした。
もし上京したら、当たり前に会えない。
いつも楽しい日々もなくなってまう。
まぁ……あまり会ってへんけど。
「そんなこと言わんといて」
するとフッと瀧口を思い出した。
あいつもいつか東京に行くわな。
さっさと行けって感じする。
ピピビピッ
温度計が鳴った。
「何度?」
私は温度計を見る。
「……37.5度………」
驚いたー。
こんな熱そんな出たことない。
「やっぱ風邪か疲れてるんやな!!早よ寝や」
オトンはせかせかと私を寝かせる。
仕方なく私は寝た。
今日は大学に行けへん。
はぁ…。
憂鬱やなぁ。


