いつも笑わせてくれる貴族




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「ゆかりー!!お前もう朝やぞー!!」


オトンのうるさい声が耳に入った。

珍しく今日は自分で起きれなかった。

「ゆかりどうしたんや、今日珍しく自分で起きれなかったやん」


「………ん」

私はベッドから降りた。

なんか今日は一段とダルいわぁ…。


「風邪ちゃう?熱計りや」



オトンはそう言うと、リビングのほうに急いで体温計を取りに行った。
確かになんかでこが熱い。

最近あんま早く寝てへんし…恵美のあの時のショックとか離婚の衝撃でなっちゃったんかな…。



「ほれ」
オトンは体温計を出してきた。

私はそれを脇に入れて計った。
なんかほんまダルい……ダルすぎやって…。


「………………昨日の彼氏さん……………………」


「………気にせんといて…、それは」

私はオトンからの視線を避けた。