ギャル男に恋した真面目チャン


振り返るとそこには…仲嶋君が微笑みながら拍手をしている。

「すっげ!!流石、委員長!!俺さぁ、その曲超好きなんだよね〜♪」

知ってるよ…だから弾いてたんだからね。

「本当?ありがとう」

すっかり暗くなっちゃったな…帰らなきゃ。

「私…そろそろ帰るね、もう暗いし。」

「そだな…」

何故か、仲嶋君の表情が曇った気がした。

「どうかした?」