ねぇ、 そんな瞳でみつめないで。 よしき先輩の瞳はあまりに真っ直ぐでー… あたしはそんなよしき先輩の瞳に耐えきれず、目をそらした。 何も考えずに見た先には、女の先輩と仲よさげに話す亮ちゃんの姿。 あたしを見つめるよしき先輩と、亮ちゃんを見つめるあたしの姿が被ってみえてー… 「だからさ、 オレと付き合わない?」 その言葉を聞いた瞬間 涙が出た。