カッパは、そのまま寝て
今までで一番安心した様な
体を緩めた眠りに見える
自分のジーンズが濡れているので
庭の物干に、そのまま干し
トランクスも脱いで、洗濯機に入れる
新しい下着を取りに
ソファーの横のチェスト前に
しゃがみ込むと
ベットの下で、携帯が点滅していた
―……予感通り
『非通知着信』
「 …―なんなんだ? 」
まるでこちらを監視している様な
そんなタイミング
偶然か?
いや、そういえば
いつも窓を開いた時に、
着信がある気がする
…―― 見ている奴がいるのか
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…