―― 仕事と 目的もあまり無いベースを弾く日々 汗が背中を伝う、夏の夜 スタジオでの、練習帰りだった ARUTO前の交差点 横断歩道のど真ん中 凄い勢いで緑川に、肩を叩かれた 赤池さんもその方向を指さし 真ん丸な目を、見開いている 俺は何事かと、後ろを振り返り ベース越しに ――――― それを見た