そんなわけで今日は入学式。新しい制服に着替えて鏡の前で思わずにやけちゃう。

だって制服可愛いんだもん!

『ん~ッ合格してよかったぁ!』

ハイテンションな私は階段を降りて朝ごはんの準備をしてるお母さんの所にへ行った。

『おはよー、お母さん!』

お母さんはテーブルにお皿をおきながらクルッと振り向いた。

「あら?今日は早いじゃない。」

『あったり前だよ!なんたって今日は待ちに待った入学式なんだから!』

私は何故か自慢げに仁王立ちなんかしてる。

「ふふっ。いつもそれくらい早く起きてくれると助かるのに。」

『うっ…。そ、それより見てよ!!この制服!』