二股男─甘い誘惑切ない葛藤─

「到着~!!」



車から降りて
カラオケへ向かう。


さゆりは相変わらず俺にベッタリ。


愛ちゃんと大樹君は
俺たちの後ろを
黙って手を繋いで歩いて来ている



「愛~!!どの部屋にする~?」


「いつもの部屋でいいんじゃない?」


「そうだよねぇ~」


どうやら彼女たちは
このカラオケやの常連らしい……



「しい君早くぅ~」


ボーっとしていると
彼女たちは楽しそうに
はしゃいで歩きだしていた。


まったく……
今日はずっと手を繋いでいるんじゃ
無かったのかよ…