そんな空気を持つさゆりに
俺は次第に惹かれていった…


『遊びでもいいから
一緒にいたい』


そう言う彼女を
本気で手放せなくて…


気づいたら彼女と出会ってから
1年という月日が流れていた


さゆりと付き合う気なんかない癖に…
また──恋愛で傷つくのが怖い癖に…


俺は、さゆりに癒されたくて
彼女を抱いてしまってる


今日もそう…


いつもと同じラブホテルの一室で
俺とさゆりは繋がっていた