二股男─甘い誘惑切ない葛藤─

「嘘だよ!俺も、さゆりに触れたくて
たまらなかったよ」


そっとさゆりの頬に手を伸ばし
熱いキスを交わす


そのままベッドに押し倒して
おでこから頬、耳、目尻
そしてまた唇……


無数のキスを彼女に注いだ。


「ぅんん……しい……君」


潤っているさゆりの唇からは
甘い声が漏れる


「さゆり……もう感じてるん?」


「だって……久しぶりだからっ……」


「可愛い奴」


さゆりのしっとりとした吐息が広がる部屋の中で
俺たちは3ヶ月ぶりに繋がった。