お風呂から出て来て
寂しい顔をしている愛になんか気付くはずもなく
俺は爆睡していた。



女心を感知できる
性能のいいマシンが欲しい……



それがあれば
こんな葛藤せずに済んだのに。



朝、目が覚めると
あいはいつもの様に
俺の横で寄り添うように
眠っていた。