「おはよー!」
「あぁ、さくだおはよう!」
唯一このクラスであたしのことをさくと呼ぶのはもう1人の親友神田美姫。
「あっおはようみっき!」
「亜美どうしたの?そんな暗い顔して・・・」
「いやなんでもない」
「あ、そう」
「うん」
亜美はそういってじぶんの席にいった。あたしも一緒に亜美と自分の席にいった。
やっぱり気になる!何そのゲーム!なんて名前なんだろう?あとで亜美に聞いてみようかな?
なんて考えてるうちに午前の授業が終わっていた。
昼休みに亜美に聞いてみよう!
「ねぇ、亜美?そのゲームなんていうの?」
「えっ?桜やるつもり?」
「違うけど・・・なんか気になって・・・」
「桜やめたほうがいいよ・・・」
「分かってるって!」
おもわず声をあげてしまった。
「そう、そのゲームの名前はね・・・『ミエナイゲーム』っていうの。」
「へぇ~ありがとう。」
「桜絶対やらないでね?」
「やらないから大丈夫!」
なんかおもしろそう・・・あたし、やっちゃおっかな・・・。