恋人ごっこ




「 ……なんか、

"恋人ごっこ"みたいだね。」


思わずそう呟くと、
優斗も同じことを考えていたのか、私と一緒に笑ってくれた……




「 そうだ。おっさんから、神菜にって、クリスマスプレゼントが届いてたんだ。」


そう言って優斗は、おじさんから届いた私宛のプレゼントとやらを、私に手渡した…


受け取ったそれは、その大きさと重さから、中身がなんであるかは容易に想像出来た……。

さらには、包装紙に黒のマジックで『 嬢ちゃんへ これ見て予習しとき! 』と殴り書きされていたのだからもう決定的である…。




キスマークに、AV…
それはまるで、あの時の私たちそのものだった…。





「 どうする?

普通の恋愛もののDVDも借りてきてあるけど…?」


優斗が冗談っぽく笑いながらそう尋ねる…





「 …そうだね、

春兄ちゃんに質問攻めにあうかもしれないし… 」


私も笑いながら、そう言って包みを開けた。中身は予想通りの代物…




私と優斗は、お互いに顔を見合わせて大声で笑い合った……。