恋人ごっこ






「 …でも、

こんな高そうなの貰っていいの?」




優斗からのプレゼントは、明らかに高級品。

私なんかが貰ってしまうにはなんだか悪い気がして、思わずそう訊いてしまった…




「 神菜へのプレゼントなんだから、いいに決まってるだろ。


それに、

神菜だって俺にくれただろ?これと、あとケーキも…」


優斗は言いながら、私がプレゼントしたマフラーを手に取った…。




確かに、優斗からしたらこれでおあいこなのかもしれないけれど…、


ケーキも、そのマフラーもそんなに高いものじゃないだけに、やっぱり申し訳ないような気分になってしまう……





…プレゼントなんだし、金額は問題じゃないと判っている。




だけど、

少なからず負い目を感じてしまうのだ。