ケーキを食べたりして、まったりとした時間を過ごしたあと、
私たちは昨日出来なかったプレゼントの交換をすることにした…
私からのプレゼントは
ベタかもしれないけれど、マフラーである。
綺麗にラッピングされたそれを鞄の中から取り出そうと中を覗くと、
私は一瞬にして硬直してしまった。
…なぜなら、
そこには見覚えのある箱が、プレゼントと一緒に入っていたのだ…。
2度も春兄ちゃんの顔面に叩き付けたその箱は、
懲りない春兄ちゃんのせいで、またしても私の目の前に現れたのだった……
そのまま何事も無かったかのようにプレゼントだけを取り出して鞄を閉じればよかったものの、
あまりに衝撃的すぎたせいで、私は動けなかった…。
「 …神菜?どうした?」
そんな私を不思議に思った優斗が、横から顔を覗かせる…
「 …神菜、なにこれ。」
言いながら優斗は、春兄ちゃんからのプレゼントに手を伸ばした…

