…でも、
春兄ちゃんには今までいろいろと迷惑かけてきたと思うので、これくらいは我慢しようと思った……
「 …優斗がね、
仲直りを手伝ってくれたの…。」
「 …優斗が?」
「 うん。
仲直りして来い って、背中押してくれたんだ…。」
私は、春兄ちゃんに優斗とのことを話した。
優斗がいなかったら、私はきっとお父さんともお母さんとも向き合えることも出来なかった。
口にしてみるとつくづくそう思う…。
「 …そうか、
優斗がな…、」
春兄ちゃんがしみじみと頷く。
「 優斗…、
あいつ……
可哀想にな…、」
春兄ちゃんがしみじみと呟いた。
「 …えっ?
なに?可哀想に って…、」
普通
ここは優斗を褒めたりするんじゃないの…?
「 …優斗
すげー可哀想だよ。」
春兄ちゃんが哀れみを込めたように私を見つめた…
「 …あの、だから
可哀想ってなによ… 」
私がそう言うと、
春兄ちゃんがしみじみと語り出した…
「 せっかくクリスマスなのに、
彼女が家庭の事情持ち込んで来るとか、彼氏としては可哀想意外の何者でもないだろ…… 」
「 ……うっ、」
おっしゃる通り…。
私は言い返す言葉も無かった……

