晶ちゃんと話せたお陰で、 私はなんだか前向きな気持ちになれた…… だから 翌日の見送りでは、 私は泣かなかった…。 泣きそうになったけど、笑って見送るって決めたから、涙は見せなかった… 「 すぐ帰ってくるから…、」 「 うん、 …優斗、絶対手紙書いてね!!」 「 ……あぁ。 …行ってきます。」 「 いってらっしゃい!!」 そう言って、 私は始めて自分から優斗にキスをした…