恋人ごっこ





「 それにね…、

あきら、ゆーちゃんの絵 大好きなの。


だから、

絵のお勉強なら、いなくなっちゃっても平気だもん。




…おねえちゃんは、

ゆーちゃんの絵、…きらい?」






答えるより先に、
私は首を横に振っていた。





「 ううん、



私も、

大好きだよ…… 」






私は、



優斗が好き。

大好き。




優斗の絵も、

大好き。









…振り返って自分の部屋を見てみれば、壁には奇麗な夕焼け空の絵が飾ってある。


優斗が私にくれた絵だ…





( こんな素敵な絵が…

いや、これ以上に素敵な絵が、


優斗が帰って来た時に

たくさん見ることが出来るのかな…?)






そう思うと、

わくわくする…