恋人ごっこ




…そんな私の反応を見たおじさんは、図星だなと確信するように頷いた。




「 お嬢ちゃん、ほんなら おっちゃんがええもんやるわ。」

そう言っておじさんが持っていた鞄の中からあるものを取り出して私に渡した…




「 ほんまは優斗への土産やってんけどな…、」


その言葉で、

お菓子か何かかな? と、のんきに考えていたが、


受け取ったそれを見て、
私は卒倒しそうになった。




私の手の中にあるもの…







…それは、




AV……






「 これ観て、誘い方勉強しぃや!!」


と、満面の笑みで私の肩をポンッと叩くおじさん…






…その後、

再びこの部屋におじさんの悲鳴が上がったのは言うまでもない…。