……その後、
私と優斗はいっぱい話をした。
いろいろ聞きたいこと、
言いたいことはあったけど、
まず私が優斗に聞いたことは…、
「 朋華さんって、
ほんとに優斗のお姉さんなの?」
やっぱりこのことがどうしても気になった…。
「 …な んで、
朋華のこと知ってんの?」
朋華さんの名前を出すと、優斗の顔が微かに強張った。
「 …えっと、
うちのクラスの喫茶店に来たの。
朋華さんの旦那さんになる人が、私の家のお隣さんで、幼なじみなんだ。」
それでいろいろ話をしたのだと説明すると、
優斗は、唖然とした表情で私を見つめた。
「 …秋さんと、幼なじみ?」
「 うん。」
頷くと、
なぜか優斗はおかしそうに笑うのだった……