「 …朋華、
この子は、僕の家のお隣で幼なじみの、神菜。」
そう言って秋さんが、
朋華さんに私を紹介する…
…けれど、
私はあまりの出来事に固まってしまっていた…
「 はじめまして
石川 朋華です
よろしくね、神菜ちゃん♪
こっちはね、
娘の晶(アキラ)。
もうすぐ5歳になるの!」
固まる私をよそに
そう言って朋華さんは、元気よく挨拶してきた。
その膝の上には、
すやすやと眠る
可愛い女の子……
名前は晶ちゃんというらしい……
……って、
「 えぇぇっッ!?
子どもっ!?
秋さんの子どもっ!?」
またまた驚愕する私に対し、
朋華さんがへらりと笑って答えた。
「 ううん、前の旦那との子~。」
( …ということは、
バツイチで子持ち!?)
…なんだかもう、
いろいろ衝撃的すぎることばかりで頭がついていけそうにない……

