…翌日
文化祭当日の、
この日…
私はクラスの喫茶店で
朝からずっと働かされていた…。
今まで散々 準備やらをサボっていたツケが回ってきたのだ…。
内容は地味な喫茶店だから、そんなにお客さんは入ってこないと思っていたのだけれど…、
いったい誰がいつの間に作ったのか、
店には、アンティークな雰囲気を醸し出した素敵な看板や装飾があり、
そんなお洒落な雰囲気につられて、お客さんが次々と入ってくるだった…。
…そんなわけで
予想に反してお店は大繁盛で、大忙し…
喫茶店のマスターに扮した担任が、
「 先生辞めて、本当にマスターになっちまおうかなぁ…、」
と、何度も零してしまうほど お店は大繁盛だった……
「 ねぇ~、神菜ぁ
南君とは、その後どんな感じ??」
「 !? 」
お店の裏方で、
ユミと2人で食器を洗っていると、
彼女は突然
そんなことを聞き出した。