恋人ごっこ








授業終了のチャイムが鳴るころには、


もう涙は引いていて、
目の周りがヒリヒリと鈍く痛んだ…









次の授業は
どうしようか…






ここでサボっていようか、


それとも

もう帰ろうか…、










( 優斗に会いたくない… )








…そんなことを考えていると、


ベッドの横のカーテンが突然開けられた…。













勢い良く開かれると同時に、




「 お前らぁぁっッ!!、

俺の授業サボっていちゃつくとは、いい度胸だなぁぁっっッ!!!」





と、そう言った馬鹿っぽい声と共に

なにかが私のお腹の上にのしかかってきた…














そのあまりの重さに


私は、「ぐぅおっ、」と、女子にあるまじき奇声を漏らした…










慌てて布団から顔を出すと、






そこにいたのは

春兄ちゃんだった…。