恋人ごっこ






そうこうしている間に


優斗はユリと
どこかに行ってしまい、



私は
そのまま大人しく このメンバーでお弁当を食べることにした…





2人が加わったせいで、今度は私たちが教室中から注目を浴びる…







「 カズ君のお弁当って、なんか和風だねー」




由夏までも、タモリ君をカズ君と呼び、



彼のお弁当を覗いて、
声を上げる…。






言われて見れば、




なるほど

確かに、和風のお弁当だった…





煮物とか、出汁巻きと思われる玉子焼きに、

焼き魚、


炊き込みご飯






和でまとめられたお弁当



チャラついた外見からは想像もつかない…








「 なんか意外… 」




そう呟いたのは、ユミだった…






「 こう見えても、健康には気を遣ってるんですよ。」




にっこり笑っていつもより丁寧な口調で

ユミにそう答えるタモリ君は、


それはそれは嬉しそうに優しそうに 微笑んだのだった…。






一方 ユミは、
つれない様子。



ふーん とだけ返事して、またそっぽを向いた






本当に、なんなんだ

この2人は…