駅に着いて それから優斗が私を家まで送ってくれた… 帰り道も やっぱり無言 …でも、家に着いて バイバイと言葉を交した後に 優斗は 小さく笑って 私に言った… 「 ……俺な、今まで 片平さんを"父さん"って呼んだことなかったんだ。 けど 今日は神菜が居たから、そうやって自然に呼べることが出来た… 神菜、ありがとな 」 ここでも私の返事は、 「 うん 」だった… だけど 私も笑って応えることができた…