中は他の先生がおらず

2人きりだった。


先生は地歴講義室に入ると

鍵を閉める。


私たちが話すときは定番だった。

私は自分の意思が弱って

しまいそうだったので

用件だけ伝えて帰ろうと思った。

「先生。この1年
ありがとうございました。
それではさようなら。」


走って逃げようとした。


しかし先生に腕を掴まれてしまった。