「お前らうるさい。
残念ながら彼女とはラブラブです。」

と先生が言うと

教室は静かになった。


私は心がちくりと痛んだが

机に伏せたまま、HRが終わった。


先生が出て行ってから

彰子が心配して来てくれた。


「さえ大丈夫?」

「うん。大丈夫!ありがとう♪」

「なら良かった!」


それからは彰子が心配して

何回も来てくれて

たくさん話して学校が終わった。


もちろん終わりのHRも

顔を伏せたままうけた。