数分後ー。 「さえー。ごめん、ごめん。行こうか!」 彰子は私を支えながら 同じ歩幅で歩いてくれた。 「彰子。ありがとう。」 「何言ってんの!全然いいよ。」 「てか、さえ! 率直に聞くけど… 先生のこと好きなんだよね? 裏切られても好きなんだよね?」 「うん。 どんなに裏切られても好きで しょうがないんだ。」 「そっか! もし何かあったらすぐに私に言うこと!いーね?」 こくりと私は頷いた。 それからは先生の話はしないように 彰子が気遣ってくれたおかげで 楽しく話すことができた。