「三倉は危なっかしいなぁ。 大丈夫かー?」 「うん。大丈夫。ごめんなさい。」 真っ赤な顔を隠すように 先生の腕の中から抜け出し 先生がいないほうに顔を背けた。 すると私の変化に気付いたのか 先生が顔をのぞきこんできた。 「おいー♪そんなに俺に惚れてんのかー?」 「別にそういう訳じゃ…」 先生のからかいに かわいくない返事をした 自分を少し後悔した。