「彰子… 辛かったのに、さえの話ばっかりで本当にごめんね。」 「ううん。 さえは私が辛いとき 1番に気付いてくれるから すっごく助かってるんだよ。 ありがとうね。」 私たち2人はその日 参考書に目をやりながら 長い間語り合った。